夢の跡から |
「夢の跡から」も「心の風景」も叙情的な歌で聞いていると日本人らしさというかホッと心が癒されるような優しい印象です。とくに「心の風景」など歌詞も良くて河合さんのメロディーも素晴らしい出来だと思います。この頃の歌声にも注目ですね。どちらも良い曲なのでアイドル時代だけしか知らなかった人には是非聴いてもらいたいです。 |
親分はイエス様 [VHS] |
映画上映当初から気にはなっていたものの、鑑賞の機会に恵まれず時が経ち先日ようやく鑑賞にこぎつけましたが、期待以上の出来で大変大きな感銘を受けました。純愛と信仰という非常に分かりやすいテーマでかつ現代日本社会では受け入れられにくいテーマを、これほど美しく作品化した邦画はかつて無かったのではないでしょうか。すでに信仰をお持ちの方、或いは人生をやり直したいがきっかけがつかめない、そんな貴方に是非お薦めします! |
Wの悲劇 [DVD] |
脚本が素晴らしいです!
夏樹静子原作のミステリーを劇中劇にしてしまったこと。 そして劇中でも現実でも他人の身代わりになると言う二重構造。 まさしくアイデア賞物の脚本です。 しかしそれ以上に素晴らしいのが三田佳子です。 もう立っているだけで大女優です。 目立ちたがりでエキセントリックで自己中で。 薬師丸ひろ子を説得している時も、弁護している時もいつの間にか女優モードに入ってしまうのが笑えます。 そして数々の名台詞。 「ダメなのよあたし。だってスタアなんだもん!」 「あたしたちお客様に道徳を教える為に芝居しているの?」 「女優、女優!勝つか負けるかよ!」 「カーテンコールも芝居のうちよ!」 こう書き出してみても見事に女優していますね。 下手な女優が言ったら、観客はどっちらけになってしまいます。 こんなベタなセリフを堂にいった態度で言える三田佳子はつくづく大女優だなと思います。 薬師丸ひろ子は大健闘。 「顔はぶたないで!あたし女優なんだから!」 も名台詞です。 そしてこの時三田佳子の芝居を見たことが後々の彼女の成長に役立ったんじゃないでしょうか? |
角川ヒロイン 第三選集 [DVD] |
角川ヒロインはリアルタイム世代で特に「知世ちゃん」 とは同学年で大ファンでした、先ほど結婚されてうれし い限りです。 尾道三部作BOXなんてのもあってもいいかも。 |
Wの悲劇 廉価(期間限定) [DVD] |
女優の座をめぐる熾烈な舞台。そのドラマは、現実と部隊が重なって妙味を与えてくれます。今見ると薬師丸ひろ子も若いですが、映像の中での現実の芸能レポーターも若々しい。
舞台のラストシーンは、一場面だけでも胸にこみあげて来るものがありますね。これも、薬師丸ひろ子の演技からくるものでしょうか。笑って別れる薬師丸のセリフに、拍手を贈る世良。プロに徹する女優の厳しい姿を感じて、涙が溢れてしまいました。 今や大女優となった薬師丸ひろ子の初期作品で、彼女のために作られた映画ですが、今でも見応えがあります。 |
裁判百年史ものがたり |
我々には、長らく、裁判官というのは、縁のないものであった。
しかし、はじまってしまった、裁判員制度。 我々が、裁く側になってしまうかもしれない。 この本は、近代におこった「大津事件」など、重大な事件12をあげて、 裁判官や弁護士の苦悩を掘り起こし、裁判の本当の姿に迫ってくれる。 ノンフィクション作家(正確には、ミステリー作家か)夏樹静子の手になる 裁判の「物語」を味わってみるのも、物の見方を豊かにしてくれるのではないか。 |
腰痛放浪記 椅子がこわい (新潮文庫) |
有名な小説家、夏樹静子さんが、腰痛の苦しみとそれが治癒するまでの遍歴を、ご本人の日記形式でリアルタイムで描写されています。
最終的には、痛みの原因は以外にも「心理的要因」である事がわかり、ある心理療法家の治療により治っていくのですが、そのスリリングな筆致は苦しまれた当人だからこその迫力がありました。 「治癒した今でも心理的要因だったとは納得できないほどの痛みだった」という症状には、読者もまさに「こわい」と思わされるようなものでした。 抑圧された感情が、身体にブロックをつくる、という概念は、現在アメリカの心身医学界で大きな潮流として認められており、そのような視点で書かれた医療書も、多く見られるようになりました。サーノの「ヒーリング・バックペイン」をはじめ、ピーター・リヴァインの「心と身体をつなぐトラウマセラピー」や、マインドフルネスを提唱した各種の本には、「気づき」による心身両側面の治癒の例が掲載されており、大変興味深いのですが、本書は、稀有な文章力と客観性を持つ作家という職業者が、「患者からの詳細なレポート」をものにされたという点で、大変貴重だと思います。 とにかく、読み物として大変おもしろいので、おすすめしたいです。 腰痛に悩む方はもちろん、心身相関(一体)的なセラピーに興味をお持ちの方も、ぜひ一読されると理解がますかと思います。 |
心療内科を訪ねて―心が痛み、心が治す (新潮文庫) |
著者自身の体験から、自ら心療内科に行ってさまざまな症例を取材しているだけに
説得力もあります。腰痛や肩こりなどが精神的なものから来るというケースが 丹念に取材して書かれています。 つい無理をしてしまう人などは読んでほしいと思います。 |
女のサスペンスOP(江波杏子さん主演回)
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